他の猫の唸り声が聞こえたので「むむっ、まさか、またよそ者の侵入か!?」と思いきや、
よくよく見ると小さな影が二つ・・・・
「あちゃー、子猫だ・・・この時期にかよ!!」
同じ色の子猫二頭をとりあえず確認。
黒猫のようにも見えるが、ここではぷぅのような色の猫もいて、
どちらかと言えばそのぷぅと同じ系統の色に見える。
まだ乳を飲んではいるが、試しに餌を近くに置いてみたら、少なくとも一頭は口にした。
離乳期に入りつつあるようだ。
が、目を見るとグチャグチャしはじめている。
いくら母乳をまだ飲んでいるとはいえ、この場所でこの時期に体力のない子猫には負荷が大きすぎる。
タイミングを見計らいながらチャンスが来るのを待って抗生物質を混ぜた餌を
なんとか一頭の子猫には食べさせることができた。
もう一頭は警戒心が強いのか、最初に確認した以降、姿を見せない。
正直、この時期に生まれる野良猫の子猫は生き延びるのがかなり難しいのが現実だ。