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Channel: 野良猫劇場
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続・今週のクロベエ

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昨日、クロベエが体調を崩していることがわかったため、今日も予定を変更してクロベエの元へ行くことにした。
いろいろなケースが予想され、そのなかにはクロベエに会えないケースも含まれていたが、
実際に行ってすべてを確認するしかなかった。

とりあえず最初にクロベエが使っている猫ハウスに行ってみると
決して早朝ではなかったにもかかわらずクロベエはちいちゃんと家のなかにいた。
名前を呼ぶと一呼吸おいてクロベエが面にでてきた。

クロベエがここにいること、とりあえず見た目の印象が悪くはなかったことなどから最悪のケースは
とりあえず回避されたことを理解した。

昨日の今日ということもあるだろうが、鼻水も涎も目立つほどではなかったし、
目やにもたいした量ではなかった。
なにより食欲が一定レベルまで回復しつつあるようで、今日は固形物も口にするようになっていた。
昨日、服用させた抗生物質が効いたのかもしれない。
今日は長らくクロベエが口にしなかった「退院サポート」も念のため持参していたが、
それさえも少量ではあるが食べていた。

昨日は気づかなかったが、クロベエを抱き上げる時にクロベエが確実に体重を落としていることを実感した。
おそらく、ここ数日、固形物を口にできなかったがゆえにたいしたものを摂取できていなかったのだろう。
すでに悪循環のスパイラルにはまりはじめていたと見るべきなのだろう。

食欲が回復したといっても薬が効いている一時的なものかもしれないし、
舌の色を見るとまだまだそれは正常な状態とは言えなかった。
なにより冬の寒さが去ったわけではないのだ。

今日もホッカイロをのせたぼくの膝の上でクロベエは熟睡した。
ほんのわずかであっても、少しでもクロベエに体力を回復してもらいたかった。

明日からまた一週間、ここへぼくが来れない以上、クロベエ自身の回復力に賭けるしかないのだ。




「神様、どうかクロベエを桃ってあげてください。
・・・そんなことをつい祈りたくなるような半日だった。

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