今朝も他の猫が姿を現してもぴーは姿を見せなかった。
「今日もか・・・」と思っていた矢先にぴーが姿を見せた。
いつもと違う展開に「ひょっとしてお腹を空かせているのかもしれない」と・・・
試しにこれまでぴーが調子の良い時によく口にしていた「黒缶」を与えてみた。
するとぴーはそれを口にしただけでなく、自ら積極的に食べ始めた。
ここぞとばかりにこれまでぴーがよく口にしていたものを与えるとそれも食べる。
食べながら痛がる仕草も見られない。(食べた後、しばらくしてから痛がる仕草を見せた)
ここ最近ではいつになく「量」を摂取することができたぴーを見ていてぼくは心からホッとした。
もちろん、これがぴーの病が回復に向かっていると考えるのは早計なのはぼくもわかっている。
これまでのパターンからいっても「調子の波」はあった。
それでも暖かくなってきたことがぴーの体にいい影響を及ぼしていると思いたいし、
良い状態が長く続けばそれだけ「貯金」(実際には失った体重の「補填」と言うべきか)ができる。
食事を終えたぴーを膝の上に乗せ、ぴーと膝の間にカイロを挟んでやるとぴーは気持ちよさそうに
寝てしまった。
痩せた体にはまだまだ寒さが思った以上に堪えるようだ。