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Channel: 野良猫劇場
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今週のクロベエ(前編・2/11)

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先週のクロベエの様子からすれば「たぶん大丈夫だろう・・・」とは思いはするものの、
まだまだ夜間の厳しい冷え込みのことを思うと「まさかとは思うけど・・・」と不安がよぎり、
結局、土曜日になると朝からクロベエの元へ行かずにいられない。

クロベエはすぐに見つかった。
早速、ぼくの靴で爪とぎを始める。
鼻水も涎も目やにもまったくと言っていいほど目立たず、こんなことをするくらいだから調子は良さそうだ。

クロベエの様子は、あたかも「調子良いですよぉ~!!」と言っているようでこちらまで嬉しくなる。

せっかくだからクロベエと遊ぶ。
「うしゃしゃしゃしゃ・・・くすぐったいのニャぁ~!!」

固形物は相変わらず口にしなかったが、食欲そのものは充分、あった。
ここのところロイヤルカナンの退院サポートを毎回、持参しているが、体重の落ちてしまったクロベエがこれを食べてくれるとこちらも少しホッとする。

朝から太陽が出ていると猫たちの気持ちの余裕も全然、違うように見える。

太陽の光は野良猫たちにとっては夜間に冷え切った体を温めることのできるなによりの恵みだ。

「早く春が来てほしいのニャ・・・」

寝起きを共にする仲良しのちーちゃんと並んでひなたぼっこ。

舌の潰瘍は相変わらずだが、舌の色が体調を崩した時に比べると色が戻った気がする。

「そ、そこはとっても気持ちいいですのニャ・・・」

いつもに比べると猫ミルクより水を飲む量が多かった気がするが、それが何を意味するのかはわからない。
今日のような日が続くと猫たちも少しは楽になるのだろうが週間天気予報を見たら
週明けには雪の予報すら出ていた。
明日は来なくても大丈夫だろうと思っていたが、まだ気を抜くのは早いようだ。

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