どら吉エリアでいつものように自転車の変速機を鳴らすと茂みから猫の鳴き声がした。
「ん?どら吉の声じゃない・・・あの声は・・・」
茂みのなかにはふーちゃんがいた。
うーむ・・・こんなところまで出張しているとなると、また、どら吉が住み家を追いやられちゃうなぁ・・・
ふーちゃんは具合が悪かったわけではなく、日向は暑かったので涼んでいたようだ。
時間に余裕があったのでマッサージをしてあげることにした。
ふーちゃんは巨体なせいか肩が凝っているのがよくわかった。
ふーちゃんも気持ちがいいようで、すっかり身をあずけてくる。
ふーちゃんも喜んでくれた。(たぶん・・・)