前回(4/5水)、ここを訪れた時、この猫がどうなっているのか心配していた。死んでしまう可能性は少なからずあるだろうと思っていたからだ。だが、実際には生きていた。ナガレの寝床を占拠してはいたが・・・このまま様子を見続けていても結果は見えていた。さりとて、ぼくにできることはなにもなかった。あれこれ迷った末、「助け」を求めることにした。この地区の「猫の会」に救いのメールを送った。「猫の会」の方は早速、動いてくれ、保護~通院~手術が一気に進んだ。そして今日、退院し、再リリースの運びとなった。とりあえず脱腸は治癒した。ついでに去勢手術もしてもらった。今回のことでこの猫が高齢猫であることが発覚した。ここへ来るまでにかなり体力を消耗したのか、だいぶ痩せてしまっていたが、幸いだったのはすでに寒さの厳しい峠は越えた時期であったことだ。高齢猫というハンデもあり、この先、どうなるかは不透明だ。このエリアの猫たちが排他的であることも心配の種である。だが、当面の危機的要因を取り除けたことも確かだ。