曇り。
ぼくが到着した時点ですとらちゃんが姿を見せず、嫌な予感がした。
車を停めたすぐ脇にカリカリの嘔吐跡があったのも、
とらちゃんのものだと断定はできなかったが、
可能性は髙い気がした。
案の定、食欲はほとんどなし。
わずかに餌を口にする程度だった。
わずかでも口にするぶん、風邪で鼻が効かなくなっている可能性は消えた。
天気予報では晴れの予報だったが、陽が射さず、
昨日のようなポカポカ感がない。
二度目の食事でもたいした量を口にしなかったことから、
とらちゃんの食欲不振のパターン=胃炎だと判断し、
冷え込みが厳しくなっているこの時期に食べられなくなるのは致命的なので、
いつもの「吐き気止め」を飲ませた。
これで回復するかどうかはわからなかったが、
これまで同様のケースは二回あり、二回ともこれで回復している。
夕方に再度、行くべきか、薬を飲ませた後だし、むしろ、胃炎なら
胃を休ませたほうがいいのか迷ったが、気になって仕方なかったので、
夕方も行った。
姿が見えないのでボート下を覗くと、ハウスのなかにいた。
ハウスを使ってくれていることに安堵する一方で、
体調が悪いからなのかという恐れもあった。
餌を与えると朝とは比べ物にならないくらいに積極的に食べた。
だが、それが良かったのかどうかは明日の朝の様子を見ないと判断できない。
とりあえず、ハウスを使っていることがわかったので、
車に積みっぱなしだった、去年のカイロの残り(12時間用だったけど)を
入れることもできた。
なんとか回復してもらいたい。