曇り。気温－１℃。
冷え込みは厳しくはないが、それも慣れのせいで、
冷静に考えるとここのところずっと氷点下の朝を迎えている。
とらちゃんはハウスの中にいたが、ぼくが餌場へ行くとすぐに出てくる。
昨日は夕方に行かなかったが、食欲に大きな影響は感じられず、
食べた量は相変わらず少な目。
うっすら雲を通して陽が射す程度なので暖かさを感じない。
寒そうにしているとらちゃんを見かねて膝の上に乗せるが、
やはり、長い時間は居られず、降りてしまう。
ならば…と、上半身だけ乗せると意外と長くいられる。
足が地面についていた方が安心するらしい。
とはいえ、かつて目が合うだけで「シャー、シャー!!」言ってたとらちゃんが、
よくぞここまでに変わったものだという思いの方が強い。
帰る前にカリカリのちゅ～るかけを与えると半分程度食べた。
夕方…と言っても比較的、早い時間帯であったが、
とらちゃんの元へ行く。
朝と違って動きもいいし、表情もある。
朝の餌場はすでに日陰だったので、日向が残る釣り場の一角を
臨時の餌場にする。
一目見てわかり過ぎる、食べる気満々のとらちゃん。
ここ最近では一番と思えるくらいの量を食べた。
食欲がないわけじゃないし、食べられないわけでもない。
ただ、朝は食べられない、あるいは食べる気にならない。
…何故だ!?
沢山食べて一休み。
とらちゃんが沢山食べてくれるのは嬉しいが、
だが、とらちゃんは時々、食べ過ぎて嘔吐することがある。
それがハウスの中だとハウスを使わなくなる可能性があることだけが心配だ。
明日の雨の可能性はいまのところ、予報では回避できているようだし、
曇りのぶん、朝の冷え込みも緩そうだ。
だが、一方で晴れ間が出ないぶん、体感的には寒さを感じる一日になりそうだ。
とりあえず、今日、かなりの量を食べてくれたのが救いだ。