晴れ。気温未測定。
猫の飲み水は凍っていたし、体感的にも冷え込みを感じる朝。
餌場に到着してすぐにとらちゃんハウスを見に行く。
昨夕、背中に掛けたフリースはすでに掛かっていなかったが、
とらちゃんは無事でホッと一安心。
いったん、他の猫の餌の準備に戻ると
とらちゃんが出てきた。
出てきたとらちゃんの様子がいかにも寒そうだったので、
「今朝もダメかな…」と思いながらも餌を差し出すと
思いのほか、けっこうな量を食べた。
食後はハウスに戻らず、日向へ出た。
低体温気味なのであれば温めたほうがよかろうと、
今朝もフリースに包んで膝の上に乗せる。
昨日に比べると短時間で自ら降りた。
予報ではかなり寒い一日になるとのことだったが、
昨日と違って、朝から陽が射していることで、体感的には
冷えをさほど感じずに済んだ。
とらちゃんも、ハウスに戻らずに日向へ出るというのは
日向の方が暖かさを感じることができると判断しているからだと思うことにする。
撫でていても、元気だとは言い難いが、
昨日に比べると、朝、食べてくれたぶん、ぼくのなかでは
切迫感は薄れていた。
ここ数日のとらちゃんの様子から、
体調に波があるという見方に変わってきた。
不調を抱えた高齢猫にはありがちなパターンだ。
だから、今日良かったから快方に向かっているとは
単純に思わない方がいいと自分を戒める。
とらちゃんがひなたぼっこをしている姿を見て、
ぼくは撤退。
夕方、ぼくが行くとすぐにとらちゃんが姿を見せた。
その様子からはお腹を空かせていることが伺えた。
絶好調とはもちろん、言えないが、
不調なりにも調子が良さそうに感じる。
予感は当たり、かなりの量の餌を食べてくれた。
毎回、この量を食べてくれていれば心配ないのに…と
思わせる量だった。
食後、すぐに自らハウスに戻った。
とらちゃんがハウスに入って落ち着いたのを見計らって、
昨日同様、とらちゃんにフリースを掛けた。
今朝の様子から、夜間に出入りするのか、
それとも別の理由でか、
朝までフリースが掛かったままの状態でいることはなさそうだが、
それでも、一定時間、背中からの放熱を緩和できるのは意味があると
思っての判断だ。
明日は予報では気温が上がるらしい。
ただ、朝方の冷え込みは今朝以上だと言う。
とりあえず、直近の峠だろう。
なんとか乗り切ってほしいと願わずにいられない。