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Channel: 野良猫劇場
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2/26のとらちゃん

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曇り。気温未測定。
猫たちの飲み水が凍っていなかったから、氷点下にはなっていないと
思われたが、太陽が出ないぶん、体感的に寒さを感じる。


昨日のことがあったので、今朝もとらちゃんが出迎えてくれるかもしれないと
淡い期待をしていたが、出迎えはなし。


餌場に向かう途中にとらちゃんがマットの上にいた。
マットの上にはカリカリを嘔吐した跡があった。
おそらく、ぼくが到着前に釣り人からカリカリをもらって食べたのはいいが、
嘔吐してしまったものと思われた。


予想通り、とらちゃんは餌場に来なかった。
汲み水を傍に持っていっても飲まなかった。
様子を見るしかないと腹をくくる。


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タイミングを見計らって、とらちゃんを抱き上げると
かなり長い時間、おとなしく抱かれたままでいた。
寒さを感じているであろうことがわかったので、
太陽が出ていない以上、このまま外で過ごすことに
メリットを感じなかったので、強制的にハウスに入れることにした。


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とらちゃんが嫌がって、再び外に出ようとするなら、
それはそれで仕方ないと思ってのことだったが、
とらちゃんが出る様子はなく、背中からフリースを掛けると
そのまま落ち着いてしまった。


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この状態では餌を食べさせることができないが、
与えても食べるとも思えなかったので、
夕方に賭けることにした。
この後、ぼくがこの場所を後にするまでとらちゃんは出てこなかった。




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結局、日中に陽が射すことはなく、寒い一日になった。
夕方、ぼくは到着してもとらちゃんは姿を現すことはなかった。
急いでハウスに行くととらちゃんは入ったままだった。
背中に掛けたフリースが半分、表に出ていたので、
何回かはわからないが外に出た痕跡があった。


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「食べないかもしれない…」と不安になったが、
とらちゃんは外へ出てきた。


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餌の入った皿に反応は示すが、いつもとは少し違う気もした。
餌を当てると思っていた以上には食べてくれたので、
その点については安心した。
朝、カリカリを嘔吐してあるのを見てしまったので、
ユニ・チャームの「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 食事の吐き戻し軽減フード」

というカリカリを導入してみた。
小粒だし、食いつきもよかった。


食べ終わるとすぐにハウスに戻ってしまったが。
明日は太陽は出るけど、寒い一日という予報も出ていたし、
何より、今日は太陽の下で体全体を温めることができなかったので、
掛けるフリースを二枚にした。
もちろん、夜中に外へ出てしまえばその時点で効果はなくなるのだが。


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顔を出すことなく、フリースに包まれたまま、身じろぎもしないとらちゃん。
何故か、まーちゃんがハウスの上に乗っていた。













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