7/13の河原猫

昨夜は大雨で、地域によってはかなりやばかったことをニュースで知る。
幸い、猫たちが暮らす流域はそれほどひどいことにはならなかったようだ。
何年か前の台風の時のような目にはもうごめんだ。
天気予報がバラバラであてにならず出たとこ勝負。
餌場近くで待機するが、なかなか雨はやまない。
普段より一時間ほど遅れて突入。
どんぐりはいなかった。
さすがに背中を中心に濡れている猫が多い。
あれだけ降れば無理もない。
たまちゃんも姿は見えない。


食事が済んだころから再び雨足が強まる。






夕方は幸い雨はやんでいた。現地に着く、注意深く、駐車している車の下を覗きながら車を停める。たまちゃんはある車の下にいた。



今日も餌場でなく、車を停めた場所を臨時の餌場にした。他の猫たちには申し訳ないが、いまはたまちゃんが最優先事項だ。餌の準備を始めるとたまちゃんが自ら近づいてきた!!容器にいれたカリカリを食べている。昨日までと比べれば明らかな「変化」だ。


決して多い量とは言い難いが、それでも多様な固形の餌を食べた。見た目はすっかり痩せているし、患部は痛々しい。


写真で見るとつま先の大きな「腫れ」がひいたように見える。最初、足をかばってあるいているように見える…程度の状態だったものが(その時は見た目の傷らしきものはなかったと思う)、足の甲に大きな患部が見られるようになり、いまや関節部分にまで傷が広がっている。いったい、何が原因でここまでなるのだろう？

固形物を食べられるようになったのは喜ばしいことだが、スープに抗生物質を混ぜたものはほとんど口をつけなかった。食べることが大きく進歩した一方で、今日は抗生物質をほとんど飲ませることができなかった。


再び車の下に戻ったたまちゃんは丹念に傷口の毛づくろいをしていた。これも昨日までは見られなかった光景だ。少し余裕が出てきたと見ていいと思う。長い時間毛繕いをした後、車の下で寝ていた。このまま回復軌道にのってほしい。
ちなみに夕方、ぼくが着いた時にはすでにどんぐりはいた。