桜が咲いたことや、調子の悪い猫がいたりで久しぶりに土曜日に雨が降らないというのに
猫たちのところをまわるスケジュールを組むのに難儀する。
結果としてクロベエのところへは土曜日(4/7)の午後に行くことになった。
ここのところクロベエの調子が安定しているので、暖かくなってきたことだしと楽観視していたのだが・・・
土曜日の昼過ぎだったがクロベエはいつもの場所にいてすぐに姿を見せた。
いきなりゴロゴロとやりはじめたので調子が良いのかとクロベエの顔をよく見ると下顎に血が付着している。
とりあえず冷静にクロベエの口の周りを拭いてみると外傷があって出血しているのではなさそうだった。
・・・となると口内からの出血ということになる。
よく観察すると、どうも舌の潰瘍の炎症がひどく、出血を伴っているようだった。
そんなクロベエだったから調子が悪いと思いきや、食欲は旺盛で固形物も臆せずもりもりと食べる。
表情を見ても調子が悪い時のクロベエではない。
いったいどうなっているのだ!?
食後に再び口の周りを拭いてからは涎もさほど目立たないし、出血もないようだった。
なんらかの要因で体力が落ち、口内の菌が暴れて悪さをしているのかもしれない。
念のために抗生物質を飲ませておくことにした。
ここのところクロベエの調子が安定していることや、暖かくなってきたことからクロベエのところへは
週に一回、来るペースに戻そうと思っていた矢先だから、やはり油断はできない。
結局、翌日もクロベエのことが気になってもう一度来ることにした。
で、翌日、8日。どう考えてもこの日一日で三か所をまわらねばならず厳しいスケジュールをこなすことに
なった。
河原猫たちのところを早朝から素早くまわり、クロベエのところへは昼前に到着した。
クロベエの口からの出血が止まっているか否かが一つの判断の目安だと前日からずっと考えていた。
クロベエはすぐに見つかった。
早速、地面にゴロゴロしはじめる。行動だけを見る限り元気そうにさえ見える。
口の周りも出血はないし、涎すら出ていない。「昨日はなんだったんだ!?」と思うほどだ。
とりあえず舌の状態をチェック。クロベエは胸の辺りを撫でると何故か舌を出すのだった。
潰瘍はあるが舌の色はむしろきれいなほうだった。
こうして写真で詳細に観察すると舌の先端に異常があったと思われる形跡がある。
おそらく、昨日、飲ませた抗生物質がよく効いてくれたのだろう。良かった・・・
食欲はあったし、固形物も問題なく口にした。
暖かな陽射しの下ではしゃぎすぎて暑くなったのか、クロベエ自ら日陰に避難した。
「暑く感じる」・・・つい先日まで冬の厳しい寒さに耐えてきたことを思うと、そんなふうに感じる気候に
なったことを感慨深く感じた。
クロベエが大事に至らずホッとしたのも束の間。
クロベエの無事を見届けたぼくは次の猫だまりに慌ただしく向かったのだった。
猫たちのところをまわるスケジュールを組むのに難儀する。
結果としてクロベエのところへは土曜日(4/7)の午後に行くことになった。
ここのところクロベエの調子が安定しているので、暖かくなってきたことだしと楽観視していたのだが・・・
土曜日の昼過ぎだったがクロベエはいつもの場所にいてすぐに姿を見せた。
いきなりゴロゴロとやりはじめたので調子が良いのかとクロベエの顔をよく見ると下顎に血が付着している。
とりあえず冷静にクロベエの口の周りを拭いてみると外傷があって出血しているのではなさそうだった。
・・・となると口内からの出血ということになる。
よく観察すると、どうも舌の潰瘍の炎症がひどく、出血を伴っているようだった。
そんなクロベエだったから調子が悪いと思いきや、食欲は旺盛で固形物も臆せずもりもりと食べる。
表情を見ても調子が悪い時のクロベエではない。
いったいどうなっているのだ!?
食後に再び口の周りを拭いてからは涎もさほど目立たないし、出血もないようだった。
なんらかの要因で体力が落ち、口内の菌が暴れて悪さをしているのかもしれない。
念のために抗生物質を飲ませておくことにした。
ここのところクロベエの調子が安定していることや、暖かくなってきたことからクロベエのところへは
週に一回、来るペースに戻そうと思っていた矢先だから、やはり油断はできない。
結局、翌日もクロベエのことが気になってもう一度来ることにした。
で、翌日、8日。どう考えてもこの日一日で三か所をまわらねばならず厳しいスケジュールをこなすことに
なった。
河原猫たちのところを早朝から素早くまわり、クロベエのところへは昼前に到着した。
クロベエの口からの出血が止まっているか否かが一つの判断の目安だと前日からずっと考えていた。
クロベエはすぐに見つかった。
早速、地面にゴロゴロしはじめる。行動だけを見る限り元気そうにさえ見える。
口の周りも出血はないし、涎すら出ていない。「昨日はなんだったんだ!?」と思うほどだ。
とりあえず舌の状態をチェック。クロベエは胸の辺りを撫でると何故か舌を出すのだった。
潰瘍はあるが舌の色はむしろきれいなほうだった。
こうして写真で詳細に観察すると舌の先端に異常があったと思われる形跡がある。
おそらく、昨日、飲ませた抗生物質がよく効いてくれたのだろう。良かった・・・
食欲はあったし、固形物も問題なく口にした。
暖かな陽射しの下ではしゃぎすぎて暑くなったのか、クロベエ自ら日陰に避難した。
「暑く感じる」・・・つい先日まで冬の厳しい寒さに耐えてきたことを思うと、そんなふうに感じる気候に
なったことを感慨深く感じた。
クロベエが大事に至らずホッとしたのも束の間。
クロベエの無事を見届けたぼくは次の猫だまりに慌ただしく向かったのだった。