今週のクロベエ(Yesterday and today)

今週も日曜日に雨の予報が出た。
あれこれ考えた末に今週も土曜日一日で三か所をまわるハードなスケジュールをこなすことにした。
そのためにクロベエの元へ到着したのは10時頃とやけに中途半端な時間だった。

この日はクロベエより先にクロスケに出会ってしまい、「ニャー、ニャー」鳴かれているうちに
クロベエが「何の騒ぎニャ!?」とばかりに顔をだした。

おかげでぼくの足元ではダブルゴロゴロ!?
ここのところ、クロスケが再びクロベエたちのエリアで生活しているのか姿を見せることが増えた。
甘えられるのは悪い気はしないが、個別にじっくりかまってあげられなくなるのが辛いところ。

涎も鼻水も目立たずさっぱりした顔をしているが、また目やにが出始めている。
舌もこころなしか色付きが悪いような気もする。
ここのところ意外に気温が上がらず、寒さを感じる日が続いているから体調が下り坂なのかもしれない。

「早くまんまを出しておくれニャ!!」と催促するクロベエ。

ミルク好きなクロベエは相変わらず猫とは思えないくらいよく飲む。

食欲は旺盛だったし、固形物も問題なく口にした。
いつもだったら「今週もクロベエは調子がいい」と判断するだろうが、
今日はぼくのなかでなにかがひっかかっている。

クロベエのほうからぼくの膝の上に登ってきた。
おそらく、寒さを感じているせいだろう。

そうかと思えば何の前触れもなくぼくの膝を飛び降りて冷たい石の上に乗っていたりする。

結局、クロベエの調子をつかみ切れず、ぼくのなかの「ひっかかり」は解消もされないままだったため、
翌日、もう一度、クロベエの元へ来ることを決めた。

そして、翌日(4/22)。
クロベエの具合がどうなっているのか見極め、ぼくなりに判断をしなければならない。
ところが、普段、クロベエがいるはずの場所へ行っても姿をみせない。
「また出張中かなぁ・・・」と、とりあえず集まってしまった猫たちに先に餌を食べさせる。

一通り、猫たちに餌を食べさせ、再びクロベエを探しに行くとすぐにクロベエが姿を見せた。
「あれ？ここはさっき通ってきたはずなのに・・・・」

右目の目やには続いているようだが、体調そのものはそれほど悪いようには見えない。

「早くご飯ちょうだい!!」
クロベエの様子からお腹を空かせているのがよくわかった。

昨日にも増して今日のクロベエは食欲があった。
「そんなに食べても大丈夫なんか？」と思うほどだった。
目の具合が気になったので抗生物質を服用させておいた。

今日もクロベエは膝の上に登ってきた。
お昼から雨の予報も出ている、晴れ間の出ないうすら寒い日だった。

「寒いのは嫌いニャ!!」
クロベエの調子を正確に見抜くことはできなかったけど、とりあえず抗生物質は服用させることが出来たし、
ぼくが思っていたほど舌の状態も悪くはなさそうだった。

なんとか一週間、体調を維持してほしい。
そして、暖かく安定した日々が早く戻ってきて欲しいものである。