残り陽

一般的には「残り火」といは言うが「残り陽」とは書かない。
このエリアは陽が射している間はまだいい。
それが陽が陰りはじめると急に冷えが押し寄せる。
それは街部に比べると一段と寒いのが体感的にはっきるわかるほどだ。
猫たちはそれを身をもって体験し、知っているからなのか、最後の最後まで・・・
時に陽が沈んでしまっても最後の最後まで体に熱をためこんでいるかのように身を太陽に晒す。