金曜日(23日)にもクロベエの元を訪れているので普段に比べると気が楽だった。
そのぶん、今日はゆっくりの出発でクロベエの元へ到着した時には陽はすっかり昇っていた。
そんな状況だったせいか、クロベエがいるはずの場所で名前を呼ぶとすぐに姿を現した。
目やにと鼻水が多少出ているようだが、涎も目立たず体調は悪くなさそうだった。
食欲は前回もそうだったが、好調時のそれに戻りつつあるようで驚くほどよく食べた。
もっとも、屋外の冷え込みが厳しさを増しているぶん消費するエネルギーも多いだろうから
食べずにはいられないのかもしれない。
冷え込みの厳しい時間帯ではなかったのでクロベエを膝の上に乗せなくてもいいかと思いもしたが、
目やにを拭きとるためにいつものように乗せると気持ち良さそうに寝息をたてて寝てしまった。
そんなクロベエを見ていると「寒くて夜は寝ていないのかな・・・」などとつい考えてしまう。
実は今日、とても驚いたことがある。
クロベエたちが使っていた猫ハウスの横に人の使う掛け布団が置かれていたのだ。
一瞬、強風で飛ばされたものかとも思ったのだが、きれいに半分に畳まれ、猫ハウスの横に
並べて置かれていたので、意図的に置かれたものであろう。
雨天時にどうするのかという疑問もなくはないが、ふかふかの布団は陽射しを浴びてふっくらとしていた。
きっと猫たちのためにサンタクロースがプレゼントしてくれたのだろう。
陽射しを浴びて熱を蓄えた布団はきっと気持ちの良いものに違いない。
クロベエのホッとした表情がそれを物語っていた。
来週は冬休みに突入するから、週末を待たずしてまたクロベエの元に来れるはずだ。