ここのところ水曜日は週の「真ん中」としてクロの中間補給日(?)として河原猫たちのところへ
仕事前に立ち寄るのが決まりごとのようになりつつある。
仕事前に「立ち寄る」と言っても職場と河原は逆方向だから遠回りをして職場へ行くことになる。
河原へ行って餌を置いたら「さようなら」というわけにはいかず、1.5時間程度はそこにいるので、
朝は4時に起床しなければならない。
「クロが早く回復して普通の餌を食べられるようになれば・・・」と祈るような気持ちでいるが口内炎は
そう簡単には治らないようだ。
ぼくも時々、「今週はさぼりたいなぁ・・・」と正直、思うことがある。
けれど、ぼくがさぼった途端にクロが死んじゃうんじゃないかという脅迫概念のようなものがあって
さぼれないでいる。
昨日は夕方から深夜にかけてこの時期には思いがけず台風がやってきた。
河原猫たちのことを思うと「かなり辛い思いをしているんだろうな・・・」と切ない気持ちになった。
きっとお腹を空かせているだろう・・・と今日が水曜日であったことはある意味、いいタイミングだったのかも
しれない。
早朝の河原へ到着するといつものようにぼくの自転車の音を聞きつけた猫たちが出迎えてくれた。
でも、いつもに比べると数が少ない。
「きっとどこかに避難しているからで、そのうち集まるだろう・・」などと考え、
「早くまんまをおくれ!!」と足元で催促する猫たちのために餌を出し始めた。
「あれ?ぴーがいないな・・・」
いつもすぐに姿を見せる猫と後からゆっくり姿を見せる猫がいるがぴーはたいがい前者だ。
でも、昨夜は台風だったからいつもとは状況も違うからな・・・
と自分に言い聞かせるように考えてはみたがそれでも割り切れないものが自分のなかにひっかかっていた。
餌を配りその周辺を写真を摂りながら見回り(カメラのシャッター音を聞きつけ、ぼくが来たことを理解する
猫もいるからシャッター音を鳴らすのもある意味、必要なことなのだ)まだ餌を食べていない猫が
いないか見てまわる。
すると草むらにじっとしている猫を見つけた。「ん?」
よく見ればそれはぴーだった。
「ぴー、どうした!?」
いつもならぴーはぼくが来ればすぐに姿を見せる猫だ。
この場所にいたということはぼくが来たことに気づいていたのに出てこなかったということだ。
それはぼくがぴーの存在に気づいて近づいてもそのままの姿勢でじっとしていたことからも明らかだった。
なんらかの異常がぴーに起きている。
すぐに自転車に戻ってぴーの好きなものを数種類とってきてぴーに与えてみた。
が、シーバアミューズのスープを数口飲んだだけでそれ以上は口にしようとはしなかった。
「ぴー・・・・」
見た目の印象は悪くはない。(顎の下が汚れているのはいまにはじまったことではない)
とりあえずスープを口にしたから嗅覚が麻痺しているわけではなさそうだ。
風邪ではない?
だったら何がぴーに起きているのだ?
何か嫌な感じがした。
抱き上げて膝の上に乗せて撫でてやると喉をゴロゴロと鳴らした。
「ちっちゃい頃はいつも膝の上に乗りたがったくせに・・・」
ぴーとは子猫の時からの長い付き合いだったから、その頃のことをふっと思いだして泣きそうになった。
一日、ピーについていてあげたかったがそういうわけにもいかず、タイムリミットは訪れ、
何の手も打てないままに職場へ向かわねばならない時間がきた。
なにかの偶然で体調が悪そうに見えるだけですぐに元のピーに戻る・・・そう思いたかった。
けれど現実はそんなに甘くない。他の猫たちがピーと似たような状態でないことからも明らかだった。
「土曜日にまたくるから絶対に死んじゃだめだぞ!!」
仕事前に立ち寄るのが決まりごとのようになりつつある。
仕事前に「立ち寄る」と言っても職場と河原は逆方向だから遠回りをして職場へ行くことになる。
河原へ行って餌を置いたら「さようなら」というわけにはいかず、1.5時間程度はそこにいるので、
朝は4時に起床しなければならない。
「クロが早く回復して普通の餌を食べられるようになれば・・・」と祈るような気持ちでいるが口内炎は
そう簡単には治らないようだ。
ぼくも時々、「今週はさぼりたいなぁ・・・」と正直、思うことがある。
けれど、ぼくがさぼった途端にクロが死んじゃうんじゃないかという脅迫概念のようなものがあって
さぼれないでいる。
昨日は夕方から深夜にかけてこの時期には思いがけず台風がやってきた。
河原猫たちのことを思うと「かなり辛い思いをしているんだろうな・・・」と切ない気持ちになった。
きっとお腹を空かせているだろう・・・と今日が水曜日であったことはある意味、いいタイミングだったのかも
しれない。
早朝の河原へ到着するといつものようにぼくの自転車の音を聞きつけた猫たちが出迎えてくれた。
でも、いつもに比べると数が少ない。
「きっとどこかに避難しているからで、そのうち集まるだろう・・」などと考え、
「早くまんまをおくれ!!」と足元で催促する猫たちのために餌を出し始めた。
「あれ?ぴーがいないな・・・」
いつもすぐに姿を見せる猫と後からゆっくり姿を見せる猫がいるがぴーはたいがい前者だ。
でも、昨夜は台風だったからいつもとは状況も違うからな・・・
と自分に言い聞かせるように考えてはみたがそれでも割り切れないものが自分のなかにひっかかっていた。
餌を配りその周辺を写真を摂りながら見回り(カメラのシャッター音を聞きつけ、ぼくが来たことを理解する
猫もいるからシャッター音を鳴らすのもある意味、必要なことなのだ)まだ餌を食べていない猫が
いないか見てまわる。
すると草むらにじっとしている猫を見つけた。「ん?」
よく見ればそれはぴーだった。
「ぴー、どうした!?」
いつもならぴーはぼくが来ればすぐに姿を見せる猫だ。
この場所にいたということはぼくが来たことに気づいていたのに出てこなかったということだ。
それはぼくがぴーの存在に気づいて近づいてもそのままの姿勢でじっとしていたことからも明らかだった。
なんらかの異常がぴーに起きている。
すぐに自転車に戻ってぴーの好きなものを数種類とってきてぴーに与えてみた。
が、シーバアミューズのスープを数口飲んだだけでそれ以上は口にしようとはしなかった。
「ぴー・・・・」
見た目の印象は悪くはない。(顎の下が汚れているのはいまにはじまったことではない)
とりあえずスープを口にしたから嗅覚が麻痺しているわけではなさそうだ。
風邪ではない?
だったら何がぴーに起きているのだ?
何か嫌な感じがした。
抱き上げて膝の上に乗せて撫でてやると喉をゴロゴロと鳴らした。
「ちっちゃい頃はいつも膝の上に乗りたがったくせに・・・」
ぴーとは子猫の時からの長い付き合いだったから、その頃のことをふっと思いだして泣きそうになった。
一日、ピーについていてあげたかったがそういうわけにもいかず、タイムリミットは訪れ、
何の手も打てないままに職場へ向かわねばならない時間がきた。
なにかの偶然で体調が悪そうに見えるだけですぐに元のピーに戻る・・・そう思いたかった。
けれど現実はそんなに甘くない。他の猫たちがピーと似たような状態でないことからも明らかだった。
「土曜日にまたくるから絶対に死んじゃだめだぞ!!」