晴れ。
今朝も冷え込みは緩んでいる印象。
ここのところのとらちゃんの様子からぼくのほうが憂鬱気味。
状況に変わりはないが、今朝は新たな展開と発見があった。
釣り人の一人が時々、焼魚を持って来て猫に与えることがある。
今朝がそうで、ぼくが車から食事の荷物を下ろしている時に
釣り人が魚をまいたところ、とらちゃんがまっさきに飛びついて
威勢よく食べ始めたのだ。
これまで早朝の寒さが原因と推測していたことがこの一件から間違いだと判明。
今朝も餌場にはやって来ず、ひとりでじっとしていた。
時折、様子を見に行くと、釣り人に餌をねだってカリカリをもらって食べていたりする。
これらのことから考えられるのは、餌場そのものを嫌っている可能性。
餌場は日陰で寒い。とらちゃんが餌場へ来ないで過ごしているのは
大抵、日向である。
ただ、この仮説にも疑問がある。
ひとつは食欲より寒さを嫌うほうが優先順位が高いのかということ。
食いしん坊のとらちゃんならなおさらである。
もうひとつは、昨冬はもっと寒くなってもこんなことはなかったこと。
この後、ぼくが帰る直前に餌場近くの日向に誘導し、
餌を与えると問題ないレベルの量をよく食べた。
少なくとも食欲に関して言えば問題はなさそうな気はする。
今期の冬のとらちゃんはこれまで見られなかった謎も多く、
これからさらに寒くなった時のことを考えるのが怖い。