晴れ。気温未測定。
猫たちの飲み水は凍っていなかった。
休日のため、遅めに到着。
時間帯が異なるが、とらちゃんが出迎えてくれた。
昨夜の大きな地震の影響が気になっていたが、
少なくとも見た目には変わりは感じられなかったので一安心。
あの地震の瞬間、外で暮らす猫たちはどんな反応をしているのだろう?
食後、日向へ移動するとすぐにうとうとし始めた。
この時になって「ひょっとしたら昨夜の地震で寝ていないのかも…」と
思い立った。
途中で起きて居場所を移動。
なんだか眠そう…。
しばらくすると、とらちゃんには珍しい「うつぶせ寝」の態勢で寝てしまった。
よほど眠かったのか、それとも、ポカポカ陽気が心地良かったのか、
ぼくが動いても目を覚ますことなく寝ていたことからも、
眠りが深いことが察せられた。
いまはとらちゃんにとって、暖かいことがなにより必要だ。
とらちゃんエリアの梅の木もかすかに蕾を膨らませ始めた。
この時期、「三寒四温」と言われるくらいだから、
一足飛びに春が来ないのはわかっているけど、
それでもどんどん暖かくなってほしい。
とらちゃんが熟睡しているので、目を覚ますまで傍についていようと決め、
けっこう長い時間、一緒に過ごしたが、目を覚ましたところで
ぼくは撤退。
そして、夕方。
かすかに残っていた日向を餌場にしたため、
いつもの餌場からは離れていたが、
ぼくが到着すると、とらちゃんがすぐに姿を見せた。
最近では珍しく、尻尾が立っていた。
ここ最近では一番というくらいよく食べた。
やはり、今のとらちゃんには暖かさが一番の薬なのだ。
ぼくが来たことに気付かない、まだ餌を与えていない猫がいたので、
先に餌場に行くが、とらちゃんが来ない。
いったん、迎えに行き、強制的に連れてくる。
そのままハウスに入れるが、想像通り、出て来てしまった。
夕方の段階でまだ寒さを感じなかったから、
ハウスは暑く感じるのだろう。
場合によっては昨夜の地震がらみで用心しているのかもしれないが…。
毛繕いもしていたので、今日はとらちゃんにとっては暖かく、
一杯食べて、おだやかに過ごせた一日になったと思う。
明日は日中、雨の予報が出ている。
冷え込みは緩むかもしれないが、気温もそう上がることもないだろう。
春は目前だから、もうひと踏ん張り頑張ってほしい。