晴れ。気温未測定。
猫たちの飲み水は凍っていなかった。
ぼくが到着した時に、とらちゃんが釣り人の車の下にいるのが目に入った。
「もう、食べちゃった!?」と焦る。
昨夕のことがあるので、食欲があるか否かが気になっていた。
だが、ぼくが車を停めるとすぐにとらちゃんが来た。
接してみて、元気があるとは言い難かったが、
絶望的に元気がないという感じでもなかった。
この写真では目の力は失われていないと感じる。
今朝もその場で食事をとらせることにする。
餌を出すとすぐさま食べ始めた。
それを見て、おそらく、昨夕はぼくが着く前に誰かに餌をもらった可能性が
髙いことをほぼ確信した。
決して多いとは言えない量だったが、
食欲が完全に失われたわけではないことが確認でき、安堵する。
餌場には来なかった。
このエリアの梅の木もほぼ満開を迎えようとしている。
4/1でぼくがとらちゃんとであってから4年になる。
とらちゃんに春は来るのだろうかと時々、思う。
夕方行くと、すぐにとらちゃんが姿を見せた。
「肝心なのは今日の夕方の食欲だ」と思っていた。
朝、食べても、夕方、あれほどあった食欲がなくなったのでは意味がない。
今日の夕方、これまでのように食べてくれれば、
昨夕の出来事は「例外」だと判断できる。
動きや反応を見る限り、調子は悪くなさそうだった。
長く付き合っていてもわからないこともあれば、
長く付き合っているからこそわかることもある。
とらちゃんを毎日、撫でていて思うのは、
確かに歳をとったぶん、毛割れが目立ってきてはいるが、
毛はパサついた感じにはなっていない。
そして、この姿を見た時に「今日は食べるだろう」と漠然と思った。
おそらく、お腹を空かせていて、バッグについた餌の匂いに反応していると思われる。
昨日は見られなかった姿だ。
餌場に着いてくるのも早かった。
昨日は遅かった上に、ぼくと距離をとってさえいた。
餌に対する真剣なまなざしも戻った。
実際、よく食べた。
食後はすぐに自らハウスに入る。
昨日、ハウスに入り、フリースを掛けたら、しばらくして、
水を飲みに外へ出るということがあったので、
少し様子を見て、出そうもなかったので、
背中からフリースを掛ける。
嫌がるどころか、ずっとおとなしくしている。
フリースを掛けられると、途端に弱弱しくなるのは何故だろう。
今日は曇りの予報だったが、実際は夕方まで晴れ間があったが、
明日は一日、曇りの予報で、場合によっては雨が降るかもしれないらしい。
土、日も雨の予報が出ている。
気温は髙めらしいが、太陽が出ないことが凶と出ないことを祈りたい。