曇り。と言っても、うす曇りで、うっすらと陽ざしが届く一日。
気温も高めで過ごしやすい。
休日の為、朝は行かずに、普段、言っている夕方時間に合わせていく。
ぼくが到着するとすぐにとらちゃんが駆け寄ってきた。
すぐにごろりん。
なんか、調子良さそう。
調子がいい時のとらちゃんが素早い動きが出来ている気がする。
朝のとらちゃんを見ているとネガティブな気持ちになりがちだが、
夕方の食べることへの貪欲さを見せるとらちゃんを見ていると
「まだまだ大丈夫」という気持ちになれる。
食べることへの意欲は生きることへの意欲だと思う。
けっこうな量を食べ終えると、ハウスには戻らず、どこかへ行ってしまう。
今日は暖かめだったし、こんな日に寒さを感じてハウスにすぐに戻るのも
かえって心配かと思い、しばらく放置。
とはいえ、明日はまた冷えるという予報だから、
できることなら、ぼくが帰る前にハウスに入り、背中からフリースをかけたい。
が、とらちゃんはぼくから逃げるばかりだ。
最終的には、何故かいつものハウスに入らず、
しばらく使っていなかったはずのボート下のハウスに入った。
「なんで？」とも思ったが、
ひょっとすると、いつものハウスでは暑いと感じたのかもしれない。
とらちゃんを強引に移し替えることも考えたが、
寒さを感じたら移動してくれると信じてそのままにした。
凶と出るか吉と出るかはわからない。
人間が考えることよりも、とらちゃんが直感的に選んだことが正しいかもしれない。