晴れ。昨夜からの雨は早朝まで残ったようだが、
後に晴れ間は広がり、日中は暑いほどの一日になった。
朝の段階でもかなり暖かいと感じていたのだが、
とらちゃんの出迎えはなく、昨日、入ったハウスを覗くと
まだとらちゃんが入っていた。
他の猫たちが食事を始めても出てこない。
片づけを始めた頃になってやっと出てきたが、元気がない。
ダメ元で餌を準備し、とらちゃんの元へ持って行くと
少し躊躇した後、口をつけた。
量はかなり少な目。
ハウスの中の寝ている姿が、妙に疲れているように見えるのが気になる。
水を飲むのも、水を前にして、長いこと躊躇した後に口をつけるか、
結局、飲むのをやめるか…そんな姿が増えてきた気がする。
朝の気温は一時期に比べればかなり上がってきているのに、
それに合わせてとらちゃんの朝の体調が戻ってこないのも気になる。
ひとつの仮説として、夜間は水分を摂っていない→
脱水症状が進む→朝の調子が最悪→
日中、水を飲むことで一定レベル回復し、夕方はそれなりに調子が戻る。
こんな感じのような気もするが、あくまでも仮説だ。
だが、それなら朝の気温が上がってきているのに、
それに合わせてとらちゃんの体調がよくなってこないことは、
ある程度、説明がつく気がする。
水を求めているように見えるが、気温が上がって水が濁り始めていること、
昨日の雨の影響なのか、淵に浮遊物が集まってきており、
それを見て、とらちゃんもあきらめている。
仕方がないので、流水のある場所へとらちゃんを抱いて連れていくが、
結局、飲まなかった。
とらちゃんにはできるだけ動いてもらって、筋力の低下を押さえたいという気持ちと
いまのとらちゃんの体力では必要以上の消耗は控えたいという気持ちの間で
常に揺れている。どちらがいいのかわからない。
結局、いつもの場所に戻ってきて、疲れたのか、暖かかったからなのか
わからないが、日向で寝てしまった。
夕方に行くとすぐにとらちゃんが出迎えてくれた。
やはり、夕方になると朝に比べ、明らかに元気になっている。
餌場に移動してくる途中で、げんちゃんが頭ごっつんをするという、
見たことがないような光景を目にしたが、とらちゃんは
餌以外、眼中にないといった感じ。
朝、食べないぶん、夕方に食欲が落ちていない状態を維持していることが
せめてもの救いだ。
経験上、食べなくなったら手の施しようがないことを痛い程わかっている。
今日も食後、釣り場へは行かず、その場でまったり。
その様子から、釣り場まで移動することすら億劫になっているんじゃないかという
気すらする。
かなりの量を食べているにも関わらず、毛づくろいをしなくなっている。
とらちゃんがひどく疲れているように感じたので、
まったく寒さは感じなかったが、静養の意味で早めにハウスに入れることにした。
昨日から入らなくなったハウスは、今朝、次亜塩素酸水で全体を消毒した後、
天日干しにし、中のフリースも同様にしたので、再び入ってくれることを
期待していたのだが、とらちゃんはお気にめさなかったようで、
結局、出て来てしまった。
仕方なく、昨日から入っているハウスに入れることにした。
入って起きているわけでなく、写真のように寝ている。
朝、覗いた時もこんな感じで寝ていた。
やはり、疲れているのだろうか?