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Channel: 野良猫劇場
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10/14のぶーちゃん

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ぼくが到着した時にぶーちゃんの姿を確認できず。
早めに他の猫たちの食事を切り上げ、
最近、姿を見せる場所へ注意を向ける。
ところが、ふと池を見ると、かつて、とらちゃんがよく水を飲んでいた
角でぶーちゃんが水を飲んでいる姿を発見。
だが、一目見てかなり状態が悪化しているのがわかった。
下半身が遠目に見てもこれまで以上にひどく汚れていた。




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素早く餌を準備して慎重にぶーちゃんに近づこうとするが逃げてしまう。
ぶーちゃんが橋の上で立ち止まった時に気付いたが
鼻水が出ている。


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やはり、昨日、一昨日の雨、気温低下が食事をしていない
ぶーちゃんにダメージを与えたであろうことは容易に想像できた。


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餌を与えてみたが口にすらしなかった。おそらく、鼻が効かなくなっているのだろう。
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ぶーちゃんが落ち着いて身をまかせてきたところで抗生物質を直接飲ませる。その後、濡れた体を拭いてあげようとして驚愕。お腹がびしょ濡れ。後ろ足の濡れも酷い。どこでどう過ごしていたのだろう。すでに雨が避けられるボート下やハウスをぶーちゃんは使っていないことはずいぶん前からわかっていた。
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お腹を中心に濡れているのを拭き取るには手持ちのテッシュペーパーでは少なすぎた。食べていない上にこの濡れ具合ではぼくが感じるよりはるかに寒さを感じているに違いない。せっかく、薬を飲ませてもこれでは体力を奪われる。フリースとカイロで温めてあげたい。が、ぶーちゃんが逃げて来たここは、ぼくの車から離れている。ぼくがそれを車に取りに言っている間にぶーちゃんがどこかに行ってしまう可能性はある。しばらく悩んだが、決断し、ぼくはいったん車に戻った。だが、結果、ぼくは賭けに負けた。
夕方、薬が効いて食欲が戻るんじゃないかと淡い期待を抱きつつ、早めに現場へ向かったが、ぶーちゃんに会うことはできなかった。せっかく、先日、一度は諦めたはずのぶーちゃんが生きていたことを喜んだばかりだが、今度は本当のお別れかもしれない気はしている。
















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