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Channel: 野良猫劇場
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8/26の河原猫

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今朝、ぼくが釣り場へ到着した時に
横目にささみが最近、いることが多かった場所に居るのが
目にとまった。
だが、餌場へ移動し、近くで見るとすでに息絶えていた。
死後硬直が進んでいたので、おそらく、夜間に亡くなったであろうことが
推測できた。
猫が亡くなって亡骸を埋葬してあげられるケースは意外と少ない。
猫は死を悟ると姿を消すと言われるが、
実際、「危ういな…」と感じた後に再び会うことができない猫は多い。
そんななか、ささみがなぜ、ちょっと探せば見つかる場所にいたのかよくわからない。
すでに体力が限界まで失われて動けなかったという見方もできなくはないが、
昨夕、最後に見た場所はそこからは離れた場所だったから、
少なくともそこから戻ってきたわけだ。
風邪をひいたのも記憶にある限り一回だけという健康的な猫だったからこそ、
14歳という長寿をこの厳しい環境のなかでまっとうできたとも言える。
「よく頑張ったね」と褒めてあげたい。
ここへ来て猫が次々と亡くなり、このエリアの猫もついに残り6頭に
なってしまった。
ささみを埋葬した場所も急に猫たちの墓が増えた印象だ。






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上の写真はささみが生まれた2008年に撮影したもの。兄のぶーちゃんが手前。この母猫がめちゃくちゃ警戒心の強い猫で、そのせいか、兄妹そろって警戒心が強く、写真を撮れるほど視界にいてくれることすら稀だった。約10年が過ぎたころ、やっとぶーちゃんが触らせてくれるようになったが、その時でさえ、ささみはまだ警戒していた。ささみが触らせてくれるようになったのはぶーちゃんが亡くなってからからだったかもしれない。





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