曇り。気温5℃。
数値はそれほどでなくても、体感的には寒い朝。
とらちゃんのお出迎えはなく、餌場へ行くと
とらちゃんがハウスに入っているのが見えた。
屋の猫たちが餌を食べ始めても出てくる様子はない。
餌をハウスまで持っていってもほとんど口にしない。
ハウスは下部はカイロが入っているので暖かいはずだが、
いかんせん、背中側は無防備だ。
とらちゃんの背中を触ると冷えているので、カイロで温める。
気持ち良さそうにじっとしているので、背中からの放熱を押さえるべく、
背中側にもフリースを掛けた。
夜間もこの態勢を維持できれば寒さはさらに緩和できるはずだが、
一度、外で出るととらちゃんが元通りに戻れるかどうかは微妙だし、
それが出来ずに障害物としてハウスを使うことすらやめてしまう可能性を
考えて実現できない。
背中とフリースの間にカイロを入れ、より温まるようにしてしばらく
様子を見る。
いくらか体が温まったのか、自ら出て来て水を飲んだ。
その後、すぐにハウスに戻ってしまった。
朝に食事させることは諦め、夕方に改めて来ることにした。
むしろ、冷え込みが進んでいる印象だったので、
とらちゃんの食欲が戻っているかが心配だった。
ぼくが到着してもとらちゃんがすぐに姿を見せなかったので、
ハウスに入っているであろうことは容易に想像できた。
餌場に行って声をかけるととらちゃんは自らハウスから出てきた。
とりあえず、食べる気はありそうだ。
ぼくの心配をよそによく食べた。
何故、この食欲が朝から出ないのかが不思議だ。
食後、すぐにハウスに戻ってしまったとらちゃんだが、
ハウス内で毛づくろいをしていた。
少し気持ちに余裕が出たのかもしれない。
明日からの冷え込みに備え、とらちゃんハウス内の対策を強化した。
どこまで効果があるのかはわからない。
予報から判断すれば、おそらく氷点下の冷え込みにはなるだろう。
なんとか持ちこたえて欲しい。