3/14のとらちゃん

晴れ。
昨日は雨天で、雨が止むタイミングをはかっていたが、夕方からは雷雨になり、
タイミングを逃して行くことが出来なかった。
とらちゃんや他の猫たちのことは気になったが、いかんともしがたい。
そんなこともあって、今日はどのタイミングで行くべきか大いに迷った。
結局、昼近くに行くことにした。
気温が上がり、暖かな日だったが、風は強かった。





ぼくが到着した時、すぐにとらちゃんが姿を見せ、それを見て、心底、ホッとした。





昨日はおそらく、飯抜きになったであろうから、そのぶん、さぞかし腹を空かせているかと想像していたが、少なくとも、態度は普段と変わらなかった。
ただ、夕方より早い時間に行ったにもかかわらず、夕方と同じような執着を見せたのは、やはり、腹を空かせていたと見るべきか？
よく食べてくれて一安心。
食後は日向でひなたぼっこ。陽ざしが春のそれに変わりつつあり、暖かい。
落葉に埋もれるようなとらちゃんを撫でながら、すっかり痩せてしまったことを改めて痛感する。
歳をとる以上、仕方のないことなのか、それとも、ぼくがもっとしっかりしてさえいればこんなふうにはならなかったのか、折々に思う。
暖かかったからか、撫でているうちにゴロンとする。












とらちゃんが居場所を移動したのを機に、
ぼくも撤退することにした。



ぼくが帰る時にとらちゃんの姿を確認すると
日向とも日陰ともいえる中途半端な場所で休んでいた。



とらちゃんに奇跡は起こるのだろうか？
いろいろな苦難を乗り越えてきたとらちゃんだからこそ、
今回も乗り越えて奇跡を起こしてほしい。